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自由で柔軟な頭脳を持ち、ユーモアを解する皆様を
ネットを通して、島 さち子の世界に、ご招待致します。
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島さち子は1969年 「存在のエコー」 で第12回女流新人賞を受賞、選考委員だった大岡昇平、伊藤整両氏に高く評価されデビュー。文芸誌「海」に意欲作を発表。「望みの種子は二万年後に」「白を踊れ」「ソラ」「いとしのカメレオン」等、イメージ性の強い長編を展開して参りました。この天才的作家も病のため、2006年11月末、珠玉の作品を残して旅立ちました。
人間存在に対する多角的視点と、イメージの鮮烈さ、詩的表現の卓抜さ。途方もない自由さ、底を流れるユーモア、哲学的思考と、表現のユニークさ等々。
改めて島さち子の作品を読み返すとき、その非凡さに圧倒され、心の震えを禁じえません。 そこで、島さち子の作品に魅せられ、愛して止まない、作品がこのまま埋もれてしまうことに異議のある同志が、本人の同意を得て、島さち子の没後、ネットを通して作品を理解してくださる人々に向かって発信することと致しました。
以来、ホームページを通して、島さち子の純文学作品や、残された、推理小説や童話などをお送りしてまいりました。
早いもので、ホームページをアップ致しましてから、10年が経過し、今年で島さち子が亡くなりましてから11年の月日が流れていったことになります。
その間、わたしたちの上を、不思議な、不思議な夏が、過ぎていきました。 2015年1月を機に、ホームページに、「不思議」の頁を新設し、小説「不思議な 不思議な夏!!」の前篇とせみの映像を掲載し、可能な限り、皆様を、この不思議な世界に、ご案内申し上げました。
この度、小説「不思議な 不思議な夏!!続篇 」を掲載するにあたり、童話「グリーンボー」を加えた、3冊を再編のうえ、改めてホームページ「不思議」に掲載することと致しました。
皆様を、この不思議な世界に、ご案内できますことを、心からの喜びと存知ますと共に、
天の采配ではないかと感じております。 どうぞ、ご愛読いただけますように!! |
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2018.2.28
島 さち子の世界を護る会 |
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